好きだから・・・
オレの彼女 ~優也~
すごく目覚めのいい朝。



本当に夢じゃないよな!



本当にあの水野がオレの彼女になってくれた。



朝からハイテンションなオレ。



学校に着くとすぐに水野の姿が見えた。



「水野おはよう」



「おはよう。 森村クン」



朝から少し照れた笑顔が可愛い。



ホントにこんな可愛い子がオレの彼女なんだ。



「あ、あのこれ・・・」



水野が出したのは、オレが一年前貸したハンカチ。



まだ持っててくれたんだ。



「あの時は、本当にありがとう」



「そんなのいいよ。それよりちゃんと覚えてくれてたんだな」



「当たり前ですよ! 何も言わずハンカチを渡してくれて、あの時から森村クンのこと・・・」



水野は恥ずかしそうにうつむいた。



言いたいことは予想できるけど、



水野の口からちゃんと聞きたかった。







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