好きだから・・・
「そんなこと言うと

オレの家に連れて帰るぞ。」



潤んだ目で見上げてくる。



ほんとにたまらない・・・



すげぇカワイイ。



香恋を抱きしめる。



オレの香恋。



「ゆ、優也クン!?

道端です!!!」



すごく恥ずかしそう・・・



でも放してやんない。



「オレのこと好き?」



耳元でささやく。



「す、好きですよ・・・」



「小さすぎて聞こえないよ。」



ウソ、聞こえてた。



でももっと聞きたいんだ。



香恋の口から好きだって・・・
< 59 / 98 >

この作品をシェア

pagetop