好きだから・・・
「そんなにオレの彼女って恥ずかしい?」



「そ、そんなこと無いです! ただ・・・」



「ただ?」



「森村クンの彼女になれてその、すごく嬉しいんです。」



ニコって笑う水野が可愛くて、水野を抱きしめたい衝動に狩られた。



手招きして、不思議そうな顔の水野をオレの目の前まで近づかせて、水野の腕をグイっと引っ張った。



「キャ!?」



水野はビックリしてるけど、今はオレの腕の中。




水野ってこんなに小さいんだ!



しかもすげえイイ匂い!



混乱ぎみな水野「ど、どうしたんですか?」なんて言ってる。



そんな水野が可愛くて、耳もとで「あんまり水野が可愛いから抱きしめた。」って言った。



水野は、今まで以上に頬を赤く染めて、潤んだ瞳でオレを見つめる。



自然と二人の唇が重なった。



オレ、本気でもう死んでもいいと思った。




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