好きだから・・・
羽ばたく君・・・
もうすぐ三年になるオレたち・・・






今、オレの教室には香恋はいない・・・






三月の初めにニューヨークの学校に転校した。





香恋が転校する前日オレは香恋に呼び出された。





場所はオレが香恋に告白した図書室。





オレはどうしても行かないといけない気がした・・・





「優也クン来てくれたんですね。


良かったです。」





笑いかけてくれる。





「なに?」





わざと冷たくする。





「優也クン・・・


私全部知ってるんです。


優也クンごめんなさい。


私が弱いから・・・

優也クンが・・・」






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