好きだから・・・
「私が帰ってきたとき


まだ優也クンの気持ちが変わっていなかったら


またこの場所から始めてくれませんか?」






オレを見上げる香恋は






大きな目に沢山の涙を溜めてた。






「うん。


いいぞ。」





オレは精一杯笑った。




それがオレにできる香恋への優しさ・・・









香恋がニューヨークに行って一ヶ月が経とうとしてる。






オレはいつも空を見てるよ香恋。






だってこの空は香恋も見てるハズだから・・・








< 95 / 98 >

この作品をシェア

pagetop