好きだから・・・
オレはあのときのように





そっと出ようとした。





でも、二度あることは三度ある




またやってしまった・・・





【ガタっ!!】





オレはまた椅子に自分の足をぶつけた。





それでも振り向かずドアへ向かった。





「優也クン?」





懐かしい愛しい人の声に振り向いてしまった。





なんで気付かなかったんだろう?





なんにも変わってなかったのに・・・





その女性はオレに抱きついてきた。





「ただいまです。」





ニコっと笑う愛しい人・・・





「おかえり香恋」
         

  *END* 



→あとがきです。

                      
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