さよなら、私の好きな人。
嬉しい・・・。

まさか大和から第二ボタンが貰えるなんて。


でもひとつ不安なことがある。


「彼女のことは心配しなくても大丈夫だから。」

大和は私の心を読んだように言った。


「そっか。そうだよね・・・。」

やっぱり大和の口から彼女のことを聞くのは辛い。


でも大丈夫。

私は大和の第二ボタンを握りしめてる右手に力を入れた。


大丈夫・・・。

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