さよなら、私の好きな人。
「裏見てみて?」

私は言われた通り絵の裏を見てみた。


するとそこにはボタンがテープで取り付けられていた。


「え?」

私は驚いて大和の第二ボタンを見た。

するとそこには第二ボタンがなかった。

どういうこと・・・。


「俺の第二ボタンだよ。」


頭は混乱していた。


「貰ってもいいの?」


「おう!絵の中に優奈みたいにしっかり手で握りしめておいて失くすなよ。」

大和は私の大好きな飛びっきりの笑顔を見してくれた。


私も笑顔で頷いた。

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