【続】strawberry tea
ホテルの中だから、流石に叫ばないけど…かなりキレてる。
思いっきり蓮を睨んでいると、蓮がフロントで部屋を探している。
ほっ………
本気なのぉお!!!?
何かの悪い冗談でありますように、とか思ってたのに…
あたしはアングリと口を開けながら、何も出来ずにいた。
すると、蓮があたしを見る。
『行くぞ』
蓮は再び乱暴にあたしの腕をひっつかんだ。
「…蓮!?」
ま、まま…マジ!?
「れ、蓮…急にどうしたの!?」
戸惑うあたしに、蓮はクスッと笑う。
エレベーターのボタンを押すと、だんだん下がってくる。
蓮はあたしの耳元に口を寄せ、