【続】strawberry tea
すると、蓮は笑ってあたしに柔らかいキスを落とした。
「っ、」
蓮が甘えるように手を繋いできて、それに応えるようにそっと握り返す。
途端に、蓮のキスは深くなっていく。
「っ、ん」
ダメだな…あたし。
結局、蓮の思うがままに流されてる…
でもさ、蓮になら流されても良いかな、なんて思っちゃったりするんだよ。
可笑しい、あたし。
これも絶っっ対に、蓮には内緒だけど!!
蓮の手が、優しくあたしの髪を撫でる。
そして耳に移って、くすぐるようになぞっていく。
「っ」