【続】strawberry tea


「んな!?む、無理に決まってるから!!」


そんな真っ赤なあたしにお構いなしに、蓮はカッターシャツの襟のボタンを開けた。





先程よりもよく見える蓮の綺麗な肌に、頭がクラクラしそうな程にドキドキしてしまった。






『ほら。ここ。』



蓮は黒縁メガネの奥の瞳を輝かせ(楽しんでる)ている。





「無理なもんは無理に決まってる!!」


必死に抵抗ーっ!!!!







『見える所に付けても良いから。

早くしろ』




…………っ。





心臓はバックバク。
顔はかなり真っ赤。




「ど、どうやんの…?」




一応。

やり方を聞いてみる。






『キスして軽く歯立たせて甘噛みすれば良いの』



…………うっ(恥)





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