【続】strawberry tea


どんどんドキドキが増して、思わず硬直してしまった。



すると、頭に熱。





見上げれば、優しい笑顔で蓮があたしの頭を撫でていた。



顔が真っ赤なあたしは、もうMAXを超えた恥ずかしさで。









『ヘタクソ。』




そう言った蓮に、額にキスを落とされた。









『初めて、だな。
にしては上出来か』


蓮はあたしの耳元に口を寄せて、










『大切にする』









馬鹿みたいだけど、




あたしをこんなにドキドキさせられるのは、蓮しかいない。




あたしだって。
絶ぇっ対に。










蓮をドキドキさせてみせるもんね!!





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