【続】strawberry tea
世間は狭すぎ!!
『冬嘉~っ♪』
…………。
『無視するとは良い度胸してんな、おい』
…………。
『…襲ってやろうか』
~~~っ!!!!
「アホ蓮っ!!(泣)」
夜道。
三日月は綺麗に
空に浮かんでいる。
フラフラする蓮を
支えて歩くあたし。
…何故こうなってるかって?
………そりゃ……
あたしが知りたいくらいだよっ!!(泣)
こうなったのも、
球技大会 終了後……
――――
―――
――
『俺、今日打ち上げする事になった』
そんな事を言いに、嬉しそうにあたしのところに来た蓮。
球技大会は無事に終了。
見事、バスケでは蓮のクラスの1E優勝。
サッカーは、蓮のクラスは惜しくも勝てなかったけど、蓮は優秀選手として表彰された。
あたし達のクラスは全滅だったんだけどね…(笑)
そんな訳で、蓮のクラスはバスケ優勝祝いの打ち上げをする事になったんだそう。
「良かったね…」
あたしは試合を思い出した。