【続】strawberry tea


あたしは今度こそ、
ちゃんと応援。


見事、シュートを再び決めた蓮がとった行動。




あたしを見て意地悪そうに笑ってピースをしてきた。


それを見た柚はニヤニヤ笑うし、麗華ちゃんは羨ましいとばかりに見てくるし。


隣の1年女子は、彼女のくせに応援しないなんて、とか言ってきた割に、あたしを睨んできた。




けど、幸せと喜びの絶頂にいたあたしには彼女達の睨みも効果無しだった。





その後のサッカーも見ていた。

三宅先輩には断った。



先輩は『それなら仕方ないよ』って笑ってたけれど……


本当は辛かったと思う。

…ごめんなさい。






そして、蓮と帰宅途中。


蓮は打ち上げがあるからと言って、家には帰らずに、直接お店の方に行った。


そしてあたしは家へ。







ご飯を食べてのんびりとしていた時だった。



『海宝先輩っ!!』




めっちゃめちゃテンションの高い麗華ちゃんから電話がかかってきた。


麗華ちゃんとは以前、連絡先を交換していたのだ。




何事だろうと思いながら、麗華ちゃんの次の言葉を待った。



………すると……


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