【続】strawberry tea
『何もしてません!!』
おい。
知られたくないなら顔赤くすんなよ。
バレやすい奴…
『まぁ聞かなくても分かるけど』
亮はニヤニヤ笑いをした。
なら聞くなよ!!
『ま、冬嘉は幸せそうだし良かったよ』
『まぁね♪』
兄妹みてぇ。
『蓮はヤバいモテるからな~…告白するのも大変だっただろ?』
亮が冬嘉に言った。
「いや、俺から告白したから」
グビッとコーヒーを飲み干した。
そして、亮は目を丸くした顔。
『はぁあ!?!?』
亮がバカでかい声を出した。
周りの客、店員に睨まれる。
俺は亮を睨んでおいた(亮を見捨てる蓮なのでした)
『おまっ…お前から告白したって!?
奇跡!?』
うっぜぇ~。
『どういう風の吹き回しだよ!?』
「どうもこうも無ぇよ!!ただ惚れたから告白しただけ」
『惚れただって』
亮はニヤリと笑って冬嘉を見た。
案の定、冬嘉の顔は真っ赤だった。
バカな奴(笑)