【続】strawberry tea


『ふ~ん』

聞いといて何だそのつれない返事!




「てかさ…蓮のお母さんに挨拶してないんだけど…」


さすがにしなきゃマズい…よねぇ(汗)






『まぁ…あの状況でも言いづれぇだろ。
お前、この後予定あんの?』


「…無いよ?」



『じゃあ俺が終わって、俺ん家来い。

そんで挨拶な。』





…は…な……

何ぃいぃ!?!!?





「ちょっ…待っ…違っ…『落ち着け』



蓮に言われて、スーハーと深呼吸。






「さすがに失礼じゃないかな!?
だって髪切ってもらった後にって…」


『大丈夫だって。
俺の親、そんな事全然気にしないから』




いやいや!!

万が一、億が一、蓮の両親が失礼だとは気にしなくとも…


あたしが気にするわーい!!(泣)





『て事で決定』

強引野郎…(殺)






『つーかシャンプーしたいから、もう良いか?』


蓮が呆れ顔であたしを見た。




「あー、はい」

『テキトーな返事すんな』




あたしは蓮が棚から手際良くシャンプーとリンスを取り出したのを見た…




って!?
って、えぇえ!?


「蓮って何でここでシャンプーする役割やってんの!?」



ちょっと日本語が変になったのは見逃して!(何)





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