壊れそうなほど胸が苦しくて
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<なんでそんな事言うの?
何か知ってるの?(・д・)>
<いいから。
ディナーに誘われてるんだろ?
ちょっとしたドレスコードで行け。>
<どこに連れて行ってくれるかまだカレから教えて貰ってないもん(。・ω・。)>
<お前らもう何ヶ月だ?>
<1年(*^-^*)>
<あれだ。今日のお前のラッキーアイテムはドレスコードだ。>
<よく分かんない(~o~)>
<じゃあそういうことで。
寝る。おやすみ。>
<早っ!!!(・∀・)笑>
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ナガセにスマホを返す頃には、大会議室の片付けが終わってシンとした空気が流れていた。
「いいんじゃないですか、
華道教室の手伝いも。
あいつには伝票とかパソコンより、
花のほうが似合います。」
「・・・・・・・・・そうだな・・。」
これ以上俺から何も追及すること無く、
ナガセと一緒に部屋を出た。