壊れそうなほど胸が苦しくて








2本目の煙草に火を付けたところで、

しばらく間があいたサクラからのメッセージがまた送られてきた。



<ナガセが助けに来てくれました。

ナガセが私達がいる部屋に入ってきた時・・私・・・怖くて少し泣いてて・・

・・ナガセが・・・・・>


<どうしたの?
ナガセがその人達と話をしてくれたの?>


<その場にいた人達を全員・・・立てなくなるまで殴った後、

私の手を引っ張ってそこから出してくれました。>




!?

立てなくなるまで殴った・・・?


・・・・おいおいナガセ・・・。


「お前らしいな。」


少し不謹慎だけど、思わず笑ってしまった。


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