【BL】貴方を好きになっていいですか?
内容はこんな感じだ。
「………可愛すぎんだろ」
僕は暫く画面を見ていたが、睡魔に勝てず携帯電話を閉じ、そのまま朝まで寝落ちした。
「…九条くん、取り敢えずまずはその携帯電話の電源、切ってもらえないかな?」
「…う、はい」
駅前にある割と大きなフラワーショップの前。
僕は朝っぱらから早速怒られていた。
「電源切りました」
昨夜から直貴からのメールが異常な程に来ている。
社長と大事な話をしようとしているこんな時にまで…
恐る恐る社長の顔を見ると、社長は小さくため息をついて、
「まぁ良い。…こんな所で話す話でもないし、一応中に入ろうか」