初恋なみだ
プロローグ
苦しい悲しい辛い。
けれど、
楽しい嬉しい愛しい。
淡くてすぐに消えそうだったけど、あたし達は必死にもがいて抗った。
これが運命なのか・・・って、諦めかけた時もあった。
でも2人で乗り越えようって、決めたんだ。
運命なんて、ひっくり返してやろうって。
あたし達の恋には、たくさんの重みがあった。
あたし達はまだ子供で、背負うにしては大きすぎたんだ。
どれだけ辛くても、愛があれば大丈夫だって、気付いたんだ。
あたし達の初恋は、涙だらけでした―――。
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