魔法少女ゆめみ♡2 〜story of Yuria〜
クマさんヘアーをしている彼女はみんなからとても人気者。私はいつも彼女に頼りっぱなしだった。

少しモヤモヤしながら教科書やノートを引き出しに詰め込む。

転入生だとしたら…男子かな?それとも、女子かな?
男子だったらかっこいい人が来て欲しいなぁ。女子だったら可愛くて優しい子が来て欲しいなぁ。
…けど、そういう時に限って微妙な人が来るんだよね…。
どうか、それだけはありませんように!
私は手を組んで必死に祈った。

キーンコーン…

チャイムが鳴った。みんな席に戻る。

ガラッ
先生が教室に入ってきた。
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