魔法少女ゆめみ♡2 〜story of Yuria〜
「えー。これから転入生を紹介する。」

ざわっ
突然の発表にみんな驚いたのだろう。
2クラスしかなく、1クラスの人数が20人程度のこの学年には嬉しいお知らせだった。

「カワイイ子がいいなぁ。」
「かっこよくて完璧な子が来て欲しい!」

口々にみんなはそう言う。
これで普通の子だったらその子が可哀想だよ…。

「じゃ、入ってこい。」
「はい!」

ドアの向こうから可愛らしい声が聞こえてきた。
どうやら女の子らしい。
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