向日葵◇ひまわり
「気が付くと
洸がいつも側にいてくれて、
洸と想いが通じ合って、
洸の隣が私の居場所になって…。」

ひまわりの声が震えて、目には涙が溢れてきていた。


「この前のデート
本当に嬉しくて
楽しくて…

洸が一緒に生きたいって言ってくれて
私も生きたいって思ったの。

だから
頑張ってこの病気治す。
洸と一緒に生きる。

…頑張るから
今だけ弱音吐かせて。」


< 125 / 212 >

この作品をシェア

pagetop