向日葵◇ひまわり
…大丈夫か?!おい!


ん?誰かの大声…


夢うつつに聞こえてきた声に
洸は、パッと眼を開け、窓から外を見た。

アレは!!


瞬間、頭で考えるより先に、体が動いていた。
窓から飛び降り、倒れているひまわりを抱え、
保健室に向かっていた。


先生はまだ来ていない様だったので、取り合えずベッドに寝かせた。



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