向日葵◇ひまわり
一瞬ひまわりの表情が曇ったように見えたが、
気づかないふりをして


「あ、俺のことは
洸でいいから。」

話をそらした。


自分の発した言葉に何かあるのか気にはなったが
今はまだ触れない方がいい気がした…。


それから暫く二人は、
他愛ない話で盛り上がっていた。


< 18 / 212 >

この作品をシェア

pagetop