向日葵◇ひまわり
オジサンはいつの間にかいなくなっていて、

間もなくして、
保健医の穏雅 健
(オンガ タケル)が入ってきた。

ひまわりがベッドに寝ているのを見て

「また倒れたのか?
無理したらダメだろ。」

「分かってます、タケ兄。」

少し反省している素振りを見せながら、ひまわりが言った。


それからひまわりは、洸が自分を運んでくれたことをタケルに話していた。


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