私は復讐するためにするために存在する

奏人said


「なんだよ、あいつ。転校してきたばったかなのに偉そうなこと言って。僕、あの女1番嫌い。」

「奏人、どうやら那月と聖夜は違うみたいだよ。」





大翔にそう言われて2人を見てみるとあの女が出ていったあとを見つめていた。





「俺…あいつ、目、死んでたな。それにどっかで……。」

「あの女の方が過去を引きづってるだろ。…気になるな。」

「…まさか、仲間にしないよね?」





俺が恐る恐る2人に聞くと2人は顔を合わせたあと“嫌か?”と聞いてきた。





「僕は嫌だ…!蓮も、大翔も…何か言ってよ!!」

「俺は那月と聖夜に任せるよ。」

「俺は…どちらかというと那月側だな。奏人には克服してほしいし。」

「チッ…もういいよ。勝手にして。僕は認めないから。」

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