すべてを諦めていた私の、成功物語
あんなふうに率直に思っていた頃にもどりたい。
あの純粋なときから4年5ヶ月。
小学校の卒業文集。

前述のとおり、私の夢は小説家。
それはいまも変わらない。


…はずだったけど。

ちょうど一年前の事故から、私は
なにもかも諦めてしまった。

学校にも行きたくないし、
外にも出たくない。


いわゆる「引きこもり」になってしまったのだ。
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