~白の恋~

竜也と華は黙々と仕事を片付ける。
途中、龍から澪は大丈夫だから。と連絡が入った。

「澪ちゃん、大丈夫そう?」
「うん。龍くん、ちゃんと澪ちゃんが起きるまで見ててくれるって!」

「良かった。いつもは悪魔かと思うけど、今日ばっかりは龍が救世主に見えたわ。」
「うんうん!竜也くん、いつも龍くんにイタズラされたりしてるもんね・・・。
私もたまに悪魔かと思うよ・・・。」

「だよな!?
昨日なんかさ、俺が夜、家にいたら宅配が来てさ、何も頼んでないのになんで?って思ってたら、すげーでっかい箱が10箱も届いたんだよ。中身見たら全部トイレットペーパーでさ。リビングまでトイレットペーパーだらけでさ!
ありえなくね!?」

「・・・ぷっ。あははは!」

「華ちゃん。トイレットペーパー切らしたら俺ん家来な。」

ドヤ顔の竜也に華はまた笑った。


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