~白の恋~

その後、休憩を挟みながら作業していた2人。
日付は変わっていて、時刻は深夜2時だった。

「ふぁ~。」
「華ちゃん。眠い?」
「ちょっとね。慣れてるとはいえ、ずっと画面と資料見てたらね・・・。」
「そこのソファーでちょっと寝てな?1時間くらいしたら起こすよ?俺と交代で仮眠しようか。」
「え、でも・・・。」
「ははっ。大丈夫。襲ったりしないよ。俺も華ちゃんの後で寝るし、寝なくてもちょっと休んでな?」
「・・・うん。」

華は部屋の隅にあるソファーへと移動する。
泊まりの時もあるので、上に掛ける大きいブランケットも澪と華で用意していた。
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