~白の恋~

2人で笑い合いながらスーパーで買い物をする。
ご馳走になるからと、竜也は高いアイスも買ってくれた。
竜也が荷物を持ってくれて、来た道を帰る。

「お邪魔しまーす!」
「どうぞー!」

元気な2人の声がする。
華はすぐに麺を茹で、スープと冷製パスタを作った。男の人ならいっぱい食べるよね・・・。と、少し鶏肉のグリルも作った。

「「いっただきまーす!!」」
「美味い!華ちゃんこれめっちゃ美味い!」
「ふふっ。良かったー!男の人にご飯作るなんてお父さん以外、初めてだからドキドキしたよー!」
「え、まじ?」
「ん?」
「お父さん以外に飯、作ったことないの?」
「うん、ないよ?何で?」
「あ、いや。華ちゃんこそめっちゃモテるじゃん。男に作ったことくらいあるだろうなって勝手に思ってた。」
「あはは!ないない。」

< 39 / 123 >

この作品をシェア

pagetop