~白の恋~

楽しくご飯を食べて、洗い物をして。
2人でソファーに座り、テレビを見ながら竜也が買ってくれたアイスを食べる。

(楽しいな・・・。竜也くんと居ると落ち着く。)

華がそう思っていると

「なぁ、この傷跡どーした?」

テレビを見て笑いあっていた竜也が、急に真面目な顔をして言った。

ドクンッ

「え・・・。」
「この後ろにある首元の。」
「・・・。」
「悪い。聞かない方が良かったよな。ごめんな。」

竜也はそう言って華の頭をポンポンと撫でた。
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