~白の恋~

その夜。

華達は、達也の親睦を深めよう!という一言で居酒屋に居た。

竜也はノリも良く、きちんと周りのことを見ている。

長年一緒にいるからだろう、龍の扱いも分かっているし、
澪の性格もすでに理解している様だった。

隣の澪と龍は言い合いをしながら、トイレへと立つ。

すると、竜也が

「なぁ、間違ってたらごめんな。
華ちゃんてさ。そんな素振り見せないようにしてるけど、実は男に至近距離で近寄られたりするの嫌いだよね?」

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