君と僕しか知らない話
毎日が平凡で何事もなく過ごしている。
急に異世界に行くわけでもなく
美少女が空から降ってくることもなく
金髪幼女の吸血鬼に会うわけでもない。


異世界に行ったって、
間違いなく言葉は伝わらないし
間違っても日常の知識だけで世界も変えられない。

美少女は降ってきて欲しいのが本心だが
あのスピードで落ちてこられても
耐えられる気がしない。

夢のないつまらない話と
君は笑うのかもしれないが
起こらないのだから仕方ない。
ここは現実なのだから。
< 2 / 12 >

この作品をシェア

pagetop