君と僕しか知らない話
月日が流れても
夢は繰り返しだった
ある一点から時が進まない

ある一点に辿り着くと最初に戻る

永遠に中学生にはなれないのだ

いや、
正確に言うと中学生にはなれるのだが
入学式に辿り着けない
何気ないどこにでもある入学式に

永遠に辿り着けない
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