きづいたら「はつ恋」
実る
今日は、体育の時間。バスケットボールと、バレーボールを分かれてやっている。
だけど集中出来ない。
昨日のことで、頭がパンパンなのだ。
もう、頭は、ぐるぐると、昨日のことがめまぐるしく回っている。
「あっ!!桜那!ボール!!」
「へ?」
振り向いたのは、遅かった。
コートを反面ずつ使っていた、バレーボールと、バスケットボールが、飛んできて、私の顔面に、ヒット!
ボッコドッコ
「大丈夫?桜那?」
「...起きないの?俺が運ぶよ。」
ここまで聞こえて、気を失った。
*保健室*
「先生..いないのか...ベッド借りマース。」
あっ..なんかここふかふか
「桜那..........」
チュッ
「早く起きろよ...俺が...寂しいだろ?...」
優しい声...起きろって言ってるから起きたいな..
「んッ?んーー?」
「桜那?桜那?」
「はーい?だーれ?」
「起きたー。」
目の前にいたのは、美紗と愛香。
「おはよう!みーちゃん。あいちゃん。」
「おはよう。」
「今、何時?」
「今、昼休み」
え?だったら体育の時間から、もう2時間経ってんじゃん!
それに、夢の中で確か...
「ねぇ?男の子、さっきいなかった?」
「いなかったよー!」
誰だろ?確かあれ..キスされた気が..
ボッ
顔が熱くなり、赤くなった。
「え?えーーわぉ。桜那、大丈夫?」
「顔、真っ赤だよ?」
「だいじょーぶ。」
その日は、そのまま迎えが来て家に帰った。
それから、一ヶ月たって、私たちは、卒業式を迎えた。
「このひろいー♪このひろいー♪おおーーーーー♪ぞらにーー♪」
みんな泣いてる。そりゃあ泣くよな...
記念すべき一回目の卒業式。
私立中学いく人もいるし、転校する人もいる。
みんな大泣き。大洪水。
でも、私は、泣いていない。
悲しくない。
だって誰とも、知ってる人、仲いい人とは、離れないし、寂しくないから
...泣いていない。
「ねぇ、後で、謝恩会行くじゃん?その前に、教室来てくれない?」
と、秀が、言った。
「いいよ。」
もちろんいいに決まってる。
「ありがとう。でもちょっとまってて、すぐ行くから、これ振り切ったら...」
と、指さした方を見たら、ドドドドド、っと、後輩女子生徒が、走ってきた。
「秀先輩ー!ボタンくださーい!」
なるほど...
私は、秀に向かって微笑むと、教室へ向かった。
だけど集中出来ない。
昨日のことで、頭がパンパンなのだ。
もう、頭は、ぐるぐると、昨日のことがめまぐるしく回っている。
「あっ!!桜那!ボール!!」
「へ?」
振り向いたのは、遅かった。
コートを反面ずつ使っていた、バレーボールと、バスケットボールが、飛んできて、私の顔面に、ヒット!
ボッコドッコ
「大丈夫?桜那?」
「...起きないの?俺が運ぶよ。」
ここまで聞こえて、気を失った。
*保健室*
「先生..いないのか...ベッド借りマース。」
あっ..なんかここふかふか
「桜那..........」
チュッ
「早く起きろよ...俺が...寂しいだろ?...」
優しい声...起きろって言ってるから起きたいな..
「んッ?んーー?」
「桜那?桜那?」
「はーい?だーれ?」
「起きたー。」
目の前にいたのは、美紗と愛香。
「おはよう!みーちゃん。あいちゃん。」
「おはよう。」
「今、何時?」
「今、昼休み」
え?だったら体育の時間から、もう2時間経ってんじゃん!
それに、夢の中で確か...
「ねぇ?男の子、さっきいなかった?」
「いなかったよー!」
誰だろ?確かあれ..キスされた気が..
ボッ
顔が熱くなり、赤くなった。
「え?えーーわぉ。桜那、大丈夫?」
「顔、真っ赤だよ?」
「だいじょーぶ。」
その日は、そのまま迎えが来て家に帰った。
それから、一ヶ月たって、私たちは、卒業式を迎えた。
「このひろいー♪このひろいー♪おおーーーーー♪ぞらにーー♪」
みんな泣いてる。そりゃあ泣くよな...
記念すべき一回目の卒業式。
私立中学いく人もいるし、転校する人もいる。
みんな大泣き。大洪水。
でも、私は、泣いていない。
悲しくない。
だって誰とも、知ってる人、仲いい人とは、離れないし、寂しくないから
...泣いていない。
「ねぇ、後で、謝恩会行くじゃん?その前に、教室来てくれない?」
と、秀が、言った。
「いいよ。」
もちろんいいに決まってる。
「ありがとう。でもちょっとまってて、すぐ行くから、これ振り切ったら...」
と、指さした方を見たら、ドドドドド、っと、後輩女子生徒が、走ってきた。
「秀先輩ー!ボタンくださーい!」
なるほど...
私は、秀に向かって微笑むと、教室へ向かった。