恋と、キスと、煙草の香り。
「ラブホテル」
新は真顔でそう言う。
「ああ…ラブホ………え?」
ラブホテル!?
私は我に返り飛び起きる。
普通にシンプルな部屋だったし、ラブホテルだなんて思わなかった…。
あたりを見渡すと、確かにラブホテルだと思わせる道具がちらほらある。
私は道具を見つけては目を逸らす。
「話しかけたら目の前で急に倒れたから、びっくりした。環の家知らないし、俺の家も近いわけじゃないから、偶然見つけたラブホに入るしかなかった」
そっか、私倒れたんだ。
帰り道でなんか視界がふわふわしているなって感じてたけれど、まさか熱があるなんて…。
「ごめんなさい…迷惑かけて」
倒れた私を抱えたまま、ここまで運んでくるなんて相当大変だっただろう。
新には初めて会ったときから迷惑かけっぱなしだな…。
「気にしなくていい。もともと今日は環に会いに来たから」
「私に?」
そう問いかけると新は頷く。
「昨日会ったばかりなのに、環に会いたくなった」
恥ずかしげもなくそんな台詞を言う彼に、私の心臓は大きく跳ねる。
新の言葉はいつもストレートで、私をドキドキさせる。
顔がますます熱くなる。
この熱さは熱のせいなのか、彼のせいなのか。
新は真顔でそう言う。
「ああ…ラブホ………え?」
ラブホテル!?
私は我に返り飛び起きる。
普通にシンプルな部屋だったし、ラブホテルだなんて思わなかった…。
あたりを見渡すと、確かにラブホテルだと思わせる道具がちらほらある。
私は道具を見つけては目を逸らす。
「話しかけたら目の前で急に倒れたから、びっくりした。環の家知らないし、俺の家も近いわけじゃないから、偶然見つけたラブホに入るしかなかった」
そっか、私倒れたんだ。
帰り道でなんか視界がふわふわしているなって感じてたけれど、まさか熱があるなんて…。
「ごめんなさい…迷惑かけて」
倒れた私を抱えたまま、ここまで運んでくるなんて相当大変だっただろう。
新には初めて会ったときから迷惑かけっぱなしだな…。
「気にしなくていい。もともと今日は環に会いに来たから」
「私に?」
そう問いかけると新は頷く。
「昨日会ったばかりなのに、環に会いたくなった」
恥ずかしげもなくそんな台詞を言う彼に、私の心臓は大きく跳ねる。
新の言葉はいつもストレートで、私をドキドキさせる。
顔がますます熱くなる。
この熱さは熱のせいなのか、彼のせいなのか。