恋と、キスと、煙草の香り。
禁断の逢瀬
甘い夜を過ごしたそのあと、私は仕事を休んだ。
熱が下がらなくて意識も朦朧としている私を、新はずっと看病してくれた。
「悪い。俺のせいで悪化したよな」
彼は私の手をぎゅっと握る。
「ううん…大丈夫よ」
私がそう言うと、彼は私の頬にキスをした。
夕方になり目を覚ますと、まだ完全に治った訳じゃないが身体が朝よりも楽になっていた。
「気がついたか?」
ベッドに座って煙草を吸っていた新が私を見てそう尋ねる。
「ずっとそばにいてくれたの?」
「寝顔が可愛かったからずっと見てた」
「もう…」
私は甘い台詞に顔を赤らめる。
昨日より一層、新に見つめられるとドキドキしてたまらない。
新に触れたい、触られたい。
「欲しそうな顔してる」
「え!?そんなこと…」
「キスしてえの?それとも」
新は煙草を灰皿に置いて私の身体に覆い被さる。
「…もう一回?」
新は意地悪な顔をして笑う。
「私、そんな欲しそうな顔してた?」
してたならすごい恥ずかしいな。
「すっごいしてた。また熱下がって元気になってからしような」
そう言って彼は私の頭を撫でる。
私は煙草を吸う彼の背中を見つめながら、再びそっと目を閉じた。
熱が下がらなくて意識も朦朧としている私を、新はずっと看病してくれた。
「悪い。俺のせいで悪化したよな」
彼は私の手をぎゅっと握る。
「ううん…大丈夫よ」
私がそう言うと、彼は私の頬にキスをした。
夕方になり目を覚ますと、まだ完全に治った訳じゃないが身体が朝よりも楽になっていた。
「気がついたか?」
ベッドに座って煙草を吸っていた新が私を見てそう尋ねる。
「ずっとそばにいてくれたの?」
「寝顔が可愛かったからずっと見てた」
「もう…」
私は甘い台詞に顔を赤らめる。
昨日より一層、新に見つめられるとドキドキしてたまらない。
新に触れたい、触られたい。
「欲しそうな顔してる」
「え!?そんなこと…」
「キスしてえの?それとも」
新は煙草を灰皿に置いて私の身体に覆い被さる。
「…もう一回?」
新は意地悪な顔をして笑う。
「私、そんな欲しそうな顔してた?」
してたならすごい恥ずかしいな。
「すっごいしてた。また熱下がって元気になってからしような」
そう言って彼は私の頭を撫でる。
私は煙草を吸う彼の背中を見つめながら、再びそっと目を閉じた。