恋と、キスと、煙草の香り。
『100万ある。
僕の婚約者を寝とって君に惚れさせ、彼女から破談話を持ちかけてくるように仕向けてほしいんだ。
それは前払い金だよ。
成功したらプラスで100万支払う。
やってくれるよね?』

目の前の大金に目がくらみ、つい俺は首を縦に振ってしまった。

そのあとその婚約者の写真を手渡され、彼女の名前が”有野環”という女性だと知った。
とても綺麗な女性だと思った。

そのあとその客と軽く打ち合わせをして、3日後に作戦を決行することに決まった。
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