Dolphin Princess
その後、田中ちゃんがなんか話してたけど、聞こえてなかった。

よりによってなんで私が鹿島の面倒みなきゃいけないの?

それも席が隣だし、こっちずっと見てニコッて笑ってくるし。

ぁ、私が見てるんじゃん!ってノリツッコミとかしてみたり。


―――――――
――――――
昼休みー。

「琉華。話があるんでしょ?」

ぉ、さすが夢華☆


「そうなのー。聞いてよ」

……………私は昨日の事を全部話した。

「でもさ、鹿島くんは、邪魔したつもりはないだろうし。
琉華を優しい目で見てるから大丈夫だよ。」
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