Dolphin Princess
2章

開いちゃったよ

あの日から、隣の席なのに康太と必要最低限しか喋ってないや……………

一方的にキレて帰っちゃったから、気まずくて。

でも、人には触れてほしくない事が一つや二つあるはず!





そうこうしてる間に、今日はプールと海開きの日の朝!

「お母さん、お父さん、今年も皆が安全に泳げるように見てあげて下さい。
じゃぁ、行ってきます」


――――――――
―――――――
「「琉華、おはよう☆」」

「健太に夢華、おはよう」

「琉華ぁ、大丈夫?
辛くなったりしてなぁい?」

「今の所大丈夫だよ」

「なんかあったら言えよ」
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