Dolphin Princess
「あ、ごめん。
でも、夢華は船だめぢゃん」

「ヘヘッ、そうなんだけどね♪」

ワハハッ  
二人の笑い声が波の音と共鳴した。

「あ、琉華さぁ、水泳部に入りなよ。
もう大丈夫でしょ?
この日を待ってたんだからね♪」

「うん……そう//チャンチャラリラァ〜♪


………?

「琉華の携帯じゃない?」

「あ、ほんとだ!
康太からだ」

「なんて?」

「うんと、…………プッ」

「ちょっとぉー、なんて書いてあったのよー!」

「水泳部に入らない?だって。
タイミング良すぎる。」

「ほんと………
康太君ってほんとに琉華の事好きだよね………」
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