【短】世界は君色に変わってく
なんて、可愛くて…愛しくて、拙い恋をしたんだろう?
周りからしたら、きっと中学生でもそんな恋なんてしないよと言うかもしれない。
でも、私の精一杯の想いを込めて、こう伝えると決めた…。
「私、先輩のことが…大好きです!」
と。
先輩の瞳に、映る自分が何色のなのか、知りたいと思うのは…。
私の中の先輩は、出会った時からキラキラと輝いていて、まるで虹色のようだったから。
先輩の瞳にも、同じように映っていてくれたらいいなって思ったんだ。
まだまだ、半人前の恋だけど…。
それを、先輩がしっかりリードしてくれるから…今はそれに甘えてしまおうと思う。
もう少し。
あともう少しだけ時間が経って、私が成長することが出来た時には…ちゃんと対等になれるよう、頑張るから。