2回目の青春と悪魔との契約
「おやおや、あなたには大きな後悔がありますね?」

「誰だ?ん?俺?」

俺の目の前には俺と声から姿まで全く同じ人がいた。
違いといえば俺がヨレヨレのスーツを来ているのに対して目の前の俺はキチッとした、高そうなスーツを着ているとこだった。

「見えますか?坂本 優君、僕はね悪魔ですよ。」

「そうか、悪魔さんかそれで俺になんかようだ?」

「えー、信用してませんね。では、今からなにしようか当てましょう。」

「あいにく俺は忙しいんだ。茶番には付き合ってらんねーよ」

「10年前交通事故でなくなった彼女、宮原 桜さんの墓参りというところでしょうか?」

「なんでわかった?」

「あなたの考えてることすべてを見たんですよ。」

「そうかよ。じぁ悪魔さん俺を地獄にでもつれていくのか?」

「そんなことするわけないじゃないですか。僕と契約をしてほしいんですよ。メリットはありますよ。12年前にあなたを戻すんです。」

「本当か?」

「えぇもちろん。」

「彼女は生きてるんだろうな。」

「はい。戻すといっているんですから当たり前です。」

「分かった乗ろう、」

「言いましたね?ですがデメリットもあります。
あなたの彼女だった。桜さんの記憶からあなたとの記憶を消します。ですが、彼女を恋に落とした上で助けてください。そしたらあなたの勝ちです。もしも、負けたらあなたからは、魂をとります。いいですね?」

「桜のためならなんでもしてやる。」

「では、いってらっしゃい。優さん三年後会いましょう。」

それから始まった。二回目の青春、彼女を振り向かせるという決意とともに





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