ー 君の落とし物は空へ続いてる ー
放心状態の私を救急隊員の人が送ろうとしたけど、私は断った。



一人になりたかった。




近くの公園に一人私は居た。



朝目覚めたら、歩夢が笑っておはようをしていつも通り学校に行く。


そうなることを信じて立ち上がるけど、また私は座り込んだ。



ねえ、嘘って言ってよ。



歩夢ーーーー




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