ー 君の落とし物は空へ続いてる ー
「今日はもう寝よう」


二人でベットに入って眠った。


私は、お腹に触れた。



彼も、私のお腹に触れた。



"大丈夫、一人じゃない"



うん、一人じゃないね。


私は温もりを抱き締めて眠った。



降り積もる雪が、私達を祝福しているようで嬉しかった。


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