【短編】あなたとの距離、近くて遠い
私は、ニコッと笑顔で准看護師に答えた。
「……なら、良かった。きちんとご飯食べるのよ」
准看護師の方は、ビシッと人差し指で私の顔を差した。
「…はい」
苦笑いを浮かべて、私は准看護師の方に返事をした。
心配してくれてるんだな。なんか嬉しい。
ベットの近くにあった小さいテーブルに置かれた病院食を食べた。
いつもより、寂しいような嬉しいような気分でご飯を食べた。
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