レヴィオルストーリー2
城に入り、最上階に足を向ける。
少し買ったものが重いが、そこは頑張る。
やっと最上階についたときには、思わず溜め息をついた。
「はぁ…、ちょっとキツかったわね…。」
そのまま自分の部屋に直行。
ちなみに、アレンの部屋の隣。
「待っててね、アレン♪明日とびっきりのいい日にしましょ!」
アレンのいるであろう奥の執務室に向かって、レイは小声で話しかけてから部屋に入った。
「さてと、買ったもの片付けなきゃ…。」
レイがそう呟いて袋に手を伸ばしたときだった。
──────ガチャ!
「えっ?」
ノックもなしに誰かが入ってきた。
レイは驚いて振り返ろうとしたが…、
「ひゃあっ!?」
急に入ってきた誰かは、勢いよくレイに抱きついてきた。