レヴィオルストーリー2

レイはかなり気合いを入れてお洒落していた。


可愛いけど大人っぽいキャミソールに、七分袖のお洒落な上着。

ショーパンはその綺麗な長い足を更に引き立てている。


17歳の誕生日にアレンがくれたミュールを履いて、超ご機嫌で始終笑顔。




アレンももちろんお洒落をし、レイにもらった香水をつけてこちらも珍しく始終微笑みを浮かべている。




「ねぇ、どこ行くの??」

「…どこがいい??」

「そうねぇ…。どこでも!」

「言うと思った」


苦笑いのアレン。

それすらもレイは嬉しかった。



「…レイ、モスフィックタウンじゃなくてもいいだろ?」

「えぇ。どこでもよ♪」

「じゃあ、着いてきて。」



そう言ったアレンはレイの手を引いて歩き始めた。




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