レヴィオルストーリー2
「随分とやんちゃだったのね。あそこってどこ??」
「…もうすぐ着く」
そう言ったアレンは何故か、少し…頬が赤くなっていた。
(え?何を照れてるの??)
ますますわからなくなったレイ。
そんなレイを無視して、アレンは今度は塀から飛び降りた。
すとん、と着地してレイをおろす。
「こっち」
そう言ってまたレイの手を引き、歩き出した。
そして、二人が辿り着いたのは────
「…母さん、久しぶり」
ナティア=ブロドニスの、墓。